1.神戸牛の定義 2.神戸牛の歴史 3.和牛と国産牛 4.美味しい理由
日本の牛肉を大きく分けると和牛・国産牛・輸入牛。
神戸ビーフ・松阪肉・米沢牛などは和牛の中の銘柄牛。
黒毛和種・ホルスタイン・ジャージーなどは牛の品種です。
牛 の 種 類 |
和 牛 |
■日本古来の食肉専用種。昭和19年に日本の和牛は認定されました。 ■次の4種のみ。 ・黒毛和種 ・褐毛和種 ・日本短角種 ・無角和種 ※このうち黒毛和種が約90%を占めます。 |
国 産 牛 |
■和牛(上記4種)以外の日本で生まれ肥育された牛。 ■外国種や輸入牛でも3ヶ月以上国内で肥育されると国産牛になります。 |
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輸 入 牛 |
■輸入肉。 ■定義上では生体で輸入されてから国内での肥育期間が3ヶ月以内のものも含まれますが、輸入牛として出荷するなら肉を輸入した方がコストが安いため、牛を輸入し輸入牛として売られることは実際にはありません。 |
神戸ビーフのように地名にちなんだ名がほとんどですが、その土地で育ったから、という単純なものではなく、必ず神戸ビーフであれば「神戸肉流通推進協議会」のように組織体制が明確であり、その目的や定義が定められています。
日本の銘柄牛は「和牛系」と「乳用種系」に分けられます。
銘 柄 牛 |
和 牛 系 |
黒 毛 和 種 |
■和牛の代表的存在で、和牛の約90%を占める。 ■古くは中国、近畿地方を主産地とする役肉用種であったが、現在では全国に広く分布する。 ■遺伝力が強く、歩留がよく、霜降りが入りやすいという性質を持つ。 【英名:Japanese Black】 |
【主な銘柄牛】 |
褐 毛 和 種 |
■肉質は黒毛和種に近い。褐色の体毛で「赤牛」とも呼ばれる。 ■韓牛系統の牛を改良した高知系と、熊本県下に飼われてきた和牛とデボン、シンメタールとの交雑種である熊本系がある。 ■系統の成立過程も肉質も高知系と熊本系では異なるが、毛色によって品種区分が行われたため、共に褐毛和種と認定された。 【英名:Japanese Brown】 |
【主な銘柄牛】 |
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無 角 和 種 |
■アバーディーンアンガス種(無角牛)と黒毛和種からつくられたもので、昭和19年に「無角和種」として認定される。 ■山口県でのみ飼育されるつのの無い牛。毛色は黒毛和種より濃い黒色。 ■成長が早く歩留がよい。 【英名:Japanese Polled】 |
【主な銘柄牛】 |
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日 本 短 角 種 |
■ショートホーンの改良種。放牧能力に優れており、東北地方の放牧形式に向くため東北でのみ飼育されている。 ■成長が早く、体格は比較的大型なサイズを標準とする。 ■和牛として認定されたのは昭和32年で、和牛の中では一番若い品種。 【英名:Japanese Shorthorn】 |
【主な銘柄牛】 |
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乳 用 種 系 |
乳 用 種 |
■ホルスタイン種(黒白斑牛)。もともとはヨーロッパの各地に生息し、世界で最も歴史の古い品種。アメリカに輸入された時ドイツのホルスタイン地方からで、乳専用種として改良される。 ■雌は乳牛、雄は食肉牛となる。 |
【主なもの】 |
兵庫県の和牛のルーツである但馬牛は黒毛和種の中でも特異な系統で、「神戸ビーフ」「松阪牛」「近江牛」といったブランド牛を生み出しています。(但馬牛について詳しくはこちら→「神戸牛の歴史」)
但馬牛をもとに兵庫県には次の銘柄牛があります。
「あわじビーフ」「黒田庄和牛」「神戸ビーフ」「三田牛」
「丹波ささやま肉牛」「湯村温泉但馬ビーフ」
但馬牛とは「牛さん」のことで、神戸ビーフは「お肉」になってから認定されます。「神戸ビーフ」という牛さんはいないのです。
→4.美味しい理由へ
1.神戸牛の定義 2.神戸牛の歴史 3.和牛と国産牛 4.美味しい理由
明治創業100年、通販暦40余年。神戸元町で今日も元気に
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